「お金がない」という言葉は私たちの生活の中で頻繁に耳にする。新しいことを始めたい時、欲しいものがある時、あるいは現状を変えたいと願う時、あらゆる場面で障壁となって立ちはだかる。しかし私はこの「お金がない」という言い訳を安易に口にするべきではないと考えている。なぜならそれを真に口にして良いのは、所持金を1円たりとも無駄にしていないと断言できる人に限られるからだ。
私自身の経験を振り返ってみても漠然と「お金がない」と感じていた時期はあったし、今もそうだ。しかし真剣に自分の支出を見つめ直した時、いかに多くの無駄があったかに気づかされた。
本当に「お金がない」と嘆く前に徹底的に自分の生活を見直すべきである。
例えば私はある時期、毎日のようにカフェでコーヒーを買っていた。一杯数百円の出費だが、それが積み重なると月に数千円になる。これを自宅で淹れるコーヒーに切り替えるだけで多少の節約になる。
使っていないサブスクリプションサービスを解約したり、携帯電話のプランを見直し格安SIMに切り替えたのも良かった。固定費の見直しは一度行えば効果はずっと続く。
さらに「消費」と「投資」の違いを意識する必要がある。「消費」はその場限りの満足感をもたらすもの。一方「投資」は将来的にリターンをもたらす可能性のあるものだ。例えば自己成長のための書籍購入やセミナー参加は一時的には出費でも将来的な収入アップやキャリアアップに繋がる可能性がある。
私たちはまず自分の現状を直視し無駄がないか徹底的に考える必要がある。あらゆる手を尽くし、それでもなお「お金がない」と言うのであれば、その状況を打破するための新たな方策を考える段階に入る。
しかしほとんどの場合は今の生活の中で改善の余地を見つけることができるはずだ。