現代の男性が抱える生きづらさの解決策の一つとして禁欲(オナ禁・ポルノ禁)は有効だと思う。これは決して万人向けの万能薬ではない。自分が人生のどん底にいると感じ、現状を本気で変えたいと願う、覚悟を持った男性にこそ有効な手段である。
禁欲と聞くと多くの人は「自慰行為をしないこと」「ポルノを観ないこと」といった単純なイメージを抱くだろう。それは間違っていないどころか、まさにその通りなのだが、実際にこれを続けられる人間は少ない。
様々な効果が得られるが、続けることは極めて難しく、続けられたとしても最初は精神をやられるくらいしんどい。
だからこそ禁欲はすべての人にとって必要なものではないと思う。もし現時点で充実した日々を送っていて人生を心から楽しんでいるのであれば無理に始める必要は全くない。というか、そんな状況では続けられないだろうし、すでに幸福である人が禁欲を試みたところで得られるものは少ないだろう。むしろ不必要なストレスを感じたり人生の喜びを損なう可能性もある。禁欲は現状に満足している人にとっては積極的に取り組むべきテーマではない。
一方で、人生のどん底にいる男性にとって希望の光となり得る。それは一時的な快楽を我慢すること以上の意味を持つ。自らの意志で欲望をコントロールし、内面と向き合うことで、私たちはより強く、より賢く、そしてより本質的な幸福に向かって突き進めるようになるからだ。
人生を好転させるための覚悟を問う挑戦であり、同時に新たな自分を発見するための旅となる。とんでもなく厳しい道ではあるが、楽な道を歩み続けても人生を変えることはできない。