鬱とか適応障害とか、そんなものにはならないに越したことはない。ギックリ腰と同じでクセになって、ふとした拍子にまたゴキっと逝く。

辛い思いを重ねたから心が強くなるなんて漫画の中だけの話だ。

本当に心が強い者は子供の頃から成功体験を重ね、失敗しても「俺なら何とかできる!」という不動の自信を作り上げている。それは大人になっても容易に崩せるものではない。

逆に幼少期から惨めで辛い思いばかりしてきた人間は、自分が勝利したり成功したりする姿が想像もできない。だから挑戦できないし、些細なことで「やっぱり俺はダメなんだ、弱者なんだ」と思ってしまう。そのほうが楽だしね。

言うまでもないが私も後者の人間である。おそらく発達障害だったと思う。

スクールカーストは常に最底辺、勉強も運動もダメダメで女子からは見向きもされない、ヒョロガリ眼鏡の絵にかいたようなチー牛だった。

母親は息子のあまりの出来の悪さに心を病んで「お前は確かに優しい子だよ。でもそれだけ。勉強も運動もダメ。お前には何があるの?」などと言って罵った。

父親も「将来〇〇(弟・次男)に迷惑をかけるなよ。大人になる頃には、あいつには家庭があるかもしれないんだから」などと言ってくれた。

教師からもカス呼ばわり(今では考えられないw)で、学校にも家にも居場所がない。友達なんて殆どいなかったし、学校の方針でバイトは禁止で両親からの小遣いもなかったから遊びに行くこともできず、近くの雑木林や川原でぼーっとして時間を潰すことが多かった。

そんな環境で自信とか強い心とかいうモノが育つはずもない。

社会に出てからも変わらず自信のなさから舐められまくり、馬鹿にされまくり、誰からも格下扱い。どこに行っても損な役割ばかり押し付けられて、人間として対等に扱ってもらえない場面が目立った。

そうこうしているうちに、うつ病というか適応障害になって働けない体(心?)になってしまった。

2か月休めと言われたけど、会社からは「休職は1か月しか認められない。2か月休むなら辞めてくれ」と言われ退職。

そんな経験を経て心が強くなったかと問われれば答えはノーだ。自尊心はむしろますます損なわれ、自殺を意識しない日はなかった。

それでも、うつになって良かったと思うことがないわけじゃない。

というのは、精神科のお世話になったことで自分の限界が分かった。

心のHPの物差しを得たのだ。

心のHPが削れてきたとき、自分の体にどんな変化があるのか。それが分かるから限界突破する前に休むことができる。

同時に、限界ギリギリまで自分を追い込むことが可能になった

自分がどこまで闘えるか知っているから、全力で動くことができる。

……まあ、こんな経験しないで済むならそれに越したことはないし、皆さんには自己肯定感をしっかり伸ばしてほしいと思う。

でも、なっちまったもんは仕方がない。

少しでもプラスに考えて前向きに歩く。

過去を悔やんだり恨んだりしても、誰も助けてくれないし、何も生まないし、時間の無駄。

今日も私は限界寸前まで追い込んでいく。

投稿者

すずもと(管理人)

29歳リーマン🚹禁欲とミニマリズムを実践中。20代の最後を全力で生き抜くため、あらゆるポルノに背を向け「生活改善」ならぬ「人生改善」に取り組む。好きなものは読書📖武道(空手&琉球古武道)🥋筋トレ💪怪談👻バイク🏍️生き物🦎etc推しの作家さんは津本陽先生。自分でも小説を書く。

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