私は毎日自分の持てる力のすべてを出し切って生きている。朝起きてから夜眠りにつくまで何かに全力で取り組んでいると言っても過言ではない。
余計なことを考えず、とにかく目の前のタスクに没頭する。
そうして一日を終えるとき、確かに「やり切った」という達成感を得る。それが何よりの報酬だ。
しかし、そんな私が常に自信に満ち溢れているかというと、決してそんなことはない。昔からそうだが、不安や葛藤を抱えながら日々を過ごしているのが実際のところだ。
ところで、多くの人は自信を持つことが行動するための一歩だと考えているようだ。自信があれば積極的になれる。自信があれば困難にも臆することなく立ち向かえる。自信があれば周りの人にも良い影響を与えられる。
裏を返せば、自信がなければ行動できないと思い込んでいる。
確かに自信があるに越したことはないだろう。私だって常に揺るぎない自信を持って生きていきたい。しかし現実にはそう簡単なことではない。
では私は毎日をどう乗り切っているのか。簡単なことである。自信があろうがなかろうが、とにかくやるべきことをやる。
何をすべきかは人によって違う。でも、本当にやるべきことは自分が一番よくわかっている。そこに自信の有無は関係ない。
「自信がある」という状態は結果論かもしれない。何かを成し遂げた時、困難を乗り越えた時、目標を達成した時、私たちは自信を得る。つまり行動が先にあって、その結果として自信がついてくる。逆説的ではあるが自信がないからこそ私たちは行動せざるを得ない。
私が毎日全力でやり切っているのは、自信があるからではない。自信があろうがなかろうが、やるべきことが見えているからである。というか、誰だって本当は見えているはずなのだ。
自信は最初から持っているものではなく、行動によって育まれていく。