11月に入り、2025年もいよいよ終盤。

私は今月29歳になる。

巷では「20代でどれだけ頑張ったかでその後の人生が決まる」などと言われるが、はっきり言ってそんなものは若者を都合よく働かせたい大人たちが作り上げた詭弁だと私は思っている。そうでなければ、たまたま20代の頑張りが報われて大成した幸運な人の自慢話だろう。

世の中を見渡せば、心身を削って努力している若者が山ほどいる。20代の頑張り次第で人生が決まるなら、満ち足りた生活を送っている30代・40代・50代がもっと大勢いても良いはずだが、実際はそうではない。不景気な最近は特にそうだ。

若いうちに馬車馬のように働いたところで必ず成功できるわけではない。すべては運なのだ。

だから、誰がなんと言おうが焦ることはないと。

もっと自分のやりたいことをやればよかったと。

かけがえのない20代という時間を、もっと自分の好きなことに費やせばよかったと。

20代の終わりに差し掛かって、つくづく思う。貴重な若さを捧げた仕事・会社・社会は、何の見返りも与えてはくれなかった。

だから、最後の1年くらい自分のために使っても良いだろう。

20代最後の1年間は、自分のためだけに使い尽くす。そのための手段としてオナ禁を行うのだ。

社会に蔓延るポルノに振り回され、性欲を利用され、時間と金を無限に吸い取られる。そんなことをしていては、あっという間に時間が過ぎてしまう。そして後悔を抱えたまま30代を迎えることになる。

そんなのは絶対に嫌だ。私はあらゆるポルノを断ち、時間を最大限有効活用してみせる。

私のオナ禁の過去最高記録は170日。今回はそれを更新するだけでなく、1年後にポルノの類から完全に卒業した状態で30歳になることが最大の目標だ。

もし決意が揺らいだ時は、この記事に戻ってきて過去の自分に叱咤してもらう。

絶対にやり遂げる。