気づけば2026年もあっという間に2月に突入し、その半分以上が過ぎ去った。年初に掲げた目標や、あの時胸に燃えていた熱い気持ちは、もうとっくに冷めてしまったのではないだろうか。多くの人が経験することだが、これは「モチベーション」という幻想に囚われているがゆえに起こる現象である。モチベーションに頼っている限り我々の行動が変わることはない。

新しいことを始めようと意気込んだり、悪い習慣を断ち切ろうと決意したりする時、我々は高揚感や期待感といったモチベーションに後押しされる。しかし、その熱は長続きしない。日々の忙しさ、予期せぬ困難、あるいは単なる倦怠感によって、モチベーションは簡単に霧散してしまう。そしてモチベーションが失われた途端、我々の行動は停止する。

では、どうすればこの悪循環から抜け出すことができるのだろうか。その答えは極めてシンプルで、「やると決めたからやる」という、揺るぎない行動原理を身につけることだ。

「今日は気分が乗らない」「疲れているから明日でいいか」といった、やらない理由を考えることにおいて人間はまさに天才である。私たちの脳は現状維持を好み、不快な変化を避けようとする。しかし、そこで立ち止まってしまえば何も変わらない。変わらないどころか自分との約束を破り続けることで、自己肯定感は確実に低下していくから、現状維持どころか退化していると言って良い。

自分自身との約束は他者との約束と同じくら重いのに、なぜか簡単に破ってしまう。だが自分を裏切る行為は、自らの価値を否定することに他ならない。小さな約束を破り続けることで、我々は無意識のうちに「自分は決めたことをやれない人間だ」というレッテルを自分自身に貼り付けてしまう。これは次の行動への意欲を削ぎ、さらなる自己不信へと繋がる負のスパイラルである。

だからこそここで踏ん張ることができたかどうかで、今年の年末に自分を誇れるかどうかが決まる。

3カ月ぐらい前の年末、2025年の自分を振り返って深い後悔の念に駆られたのではないだろうか。もうそんな後悔は嫌だろう。同じ1年を繰り返してはならない。

未来は今この瞬間の行動によってのみ創られる。過去を嘆いても、未来を夢見ても、目の前の「やること」を実行しなければ現実は変わらない。モチベーションという不安定な炎に頼るのではなく、「やると決めたからやる」という石のように硬い決意を行動の源とすべきである。

最初は小さな一歩で構わない。例えば「毎日5分だけ勉強する」「朝起きたらすぐにベッドを整える」といった、無理のない目標から始めてみよう。そしてそれをどんなに気分が乗らなくても実行する。その小さな成功体験が積み重なることで、自己効力感が高まり、「自分はできる」という確固たる自信が育まれていく。

今この瞬間やることだけが未来に繋がる。後悔しない未来を手に入れるために、感情に流されず、自らの意志で行動を起こすのだ。それは決して容易な道ではないかもしれないが、その先にこそ真の成長と、自分を心から誇れる未来が待っているのである。

投稿者

すずもと(管理人)

29歳リーマン🚹禁欲とミニマリズムを実践中。20代の最後を全力で生き抜くため、あらゆるポルノに背を向け「生活改善」ならぬ「人生改善」に取り組む。好きなものは読書📖武道(空手&琉球古武道)🥋筋トレ💪怪談👻バイク🏍️生き物🦎etc推しの作家さんは津本陽先生。自分でも小説を書く。

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