私にはモチベーションなどない。 朝「今日もやるぞ!」と燃えるようなやる気と共に布団から飛び出すことなど全くないのが現実だ。
私を動かしているのは感情の波ではなく、過去の自分が下した決定という事実だけである。そこに感情の介在する余地はない。「今日は気分が乗らないから」とか、「なんとなくやる気が出ないから」といった言い訳はその「事実」の前では無意味だ。
多くの人は行動を起こすためにモチベーションが必要だと思い込んでいる。
「モチベーションが上がったらやる」「やる気が出たら始める」。しかしこれは因果関係が逆であることが多い。あるいは行動を淡々と続けるうちにモチベーションの有無などどうでもよくなってくる。
私が日々行っているのは、この「やると決めた」という事実と、どれだけ真摯に向き合うことができるかという自分自身との静かな闘いである。
モチベーションに依存するということは、自分の行動をその時々の気まぐれな感情に支配させるということだ。やる気がある時は天国だがない時は地獄。そんな不安定な状態では長期的な目標を達成することなど到底不可能だ。感情という自分ではコントロールしきれない外部要因に自分の人生の手綱を握らせているようなものだ。
大切なのは燃え上がるような情熱を持つことではない。今日もただ「やると決めた」という事実だけを真っ直ぐ見つめる。