忙しい日々を送るうちにバイクとの距離が離れていたので、愛車Ninja400と仲直りすべく奥多摩へツーリングに出かけてきたのでここに記録しておきます。

カスタム……というほどでもないのですが、今回のツーリングに先立ちスクリーンを純正の半透明から黒いロングスクリーンに変更しています。

変更といってもこのロングスクリーンは購入した時点でついていたもので、諸事情あって純正に戻していたのをもう一度購入時の姿にしたというのが正確なところです。ウィンドプロテクション効果は多少上がったかな? って感じ。高速巡行中は伏せても風は普通に当たります。まあこういうのは見た目が大事なんで。
あともうひとつ。インカムを導入しました。

基本ぼっちなので誰かと通話することはありませんが、走行中に音楽を聴けるのは良いですね。YouTube Musicで疾走感のある曲をランダムに流していると街中をダラダラ走っているだけでなんとなく楽しいです。
しかし凄いカスタムをしたわけでもないのに装備やバイクにちょっとした変化があるだけで自分でも意外なほどテンションが上がりました。やっぱり変化って大事。
白丸魚道を見学
最初の目的地は白丸ダム(正式名称は白丸調整池ダム)にある魚道です。魚道とは読んで字のごとくお魚さん達の通り道で、川魚がダムのような人工物を迂回して川を行き来するための設備ですね。
魚道自体は全国にあるのですが白丸ダムのそれは規模が桁違いで全長300mを超えます。これは全国的にも最大級だそうな。
そんな魚道を見学するための駐車場に到着すると開館直後の10:00ピッタリにもかかわらずほぼ満車でした。

施設の営業開始直後にも関わらずほぼ満車。バイクは停められたが引き返す車も。
私の愛車は隅っこに停めさせていただくことに。

魚道を見学できるのは10:00からですが、駐車場は8:00頃から停められるみたいなので車は早めに来た方がいいかもしれませんね。清潔なトイレもあり休憩場所として良さそうですが、土日祝の日中はずっと混雑していそうです。ちなみに見学料も駐車料金も無料でした。ありがてぇ……ありがてぇ……。
魚道は地下をぶち抜いており、螺旋状の階段を降りてすぐ近くまで行くことができます。

地下の魚道へ降りる階段。行きの階段は下り専用で、帰りは別ルートで地上へ戻ってきます。

職員の方に話しかけたところ、ダムカードと奥多摩の観光パンフレットを頂くことができました。いずれも無料。

下から見た写真。思いっきり手振れしてしまいました……。
この階段は櫻坂46の 『なぜ 恋をして来なかったんだろう?』という曲のMVの撮影場所だそうです。動画を観ると確かに背景がこの階段ですね。
アイドルには1ミリも興味がなく、この映像もnoteを書くために初めて観ましたが、今まで縁がなかったジャンルのコンテンツに触れるとなんだか新鮮です。桜吹雪の掃除大変だっただろうなぁ。
この階段を降りた先には実際にお魚さんたちが通過する魚道を間近に見ることができます。

渓流魚たちはこの水路を泳いでいくんですね。水路の中央に置かれた漢字の「凹」みたいなブロックは魚の休憩所になるそうです。

水の流れは結構速いです。この中に魚がいると思うとなんだかワクワクしますね。
水中に魚影がないか目を凝らしましたが、残念ながら私の視力では見つけることはできませんでした。運が良ければ段差を超える姿を見ることができるのでしょうか。
地上に戻り、ダムの広報をしている施設と調整池を形成するダム本体(?)を見学します。

魚道施設から地上へ戻る階段。

ダムの歴史などについて学べる施設。スタッフのカッコイイお兄さんが来館者に応対していました。

ダムの本体(?)。これは確かに魚は通行止め。立派な魚道を設けたのも頷けます。
初めて見学しましたが初見ということもあってインパクトは物凄かったです。周囲の眺めもいいし、初見だけじゃなく時間をあけたらまた観に行きたくなりそうな施設でした。

きもちのいい秋晴れでした。
こんなに良いところが一般人に無料で開放されているのは本当にありがたいことです。これからもマナーを守って楽しみたいですね。間違ってもタバコのポイ捨てとかは厳禁。魚道に捨てるなんてもってのほか。渓流魚たちの大切な通り道、優しく見守りたいものです。
奥多摩・水と緑のふれあい館(小河内ダム)
続いての目的地は小河内ダムと、それに併設された「水と緑のふれあい館」という施設。白丸ダムから青梅街道を進むこと9kmほどで立派な駐車場が見えてきました。
予想してはいましたが祝日ということもあって駐車場はバイクだらけ。

多種多様なバイクが引っ切り無しに出入りします。
まずは小河内ダムの見学から。このダムが建設されたことで湖底に沈んだ旧小河内村を想う石碑(?)が置かれていました。

裏側には詩のような文章が刻まれていました。東海林太郎が手掛けた曲の歌詞らしく、この村をテーマにしたものだそうです。

これは日時計?
ダム上から臨む景色は素晴らしいです。

奥多摩湖はダムで多摩川を堰き止めることで形成された日本最大級の人造湖です。
とにかく天気が良かったのでどっちを向いても景色が最高です。

昭和三十二年竣工。建設開始から第二次世界大戦をはさんだ影響で完成まで19年もかかったそうな。

ネームプレート(?)も年季が入っています。

観光客は多いですが、ダム自体がめちゃくちゃ広いので空いているように感じます。

ダム上から多摩川を見下ろすとこんな感じ。高さは149mもあるとのことで超大型巨人の三倍近い高さ。

多摩川方面の景色も最高。

少し離れたところに湧き水(?)があり、ダムに直接注いでいます。

前述の湧き水(?)がダムに流れ込んでいるところはちょっとした滝のように見えますね。

わりと大規模な展望塔。

こわい

かわいい。
ひとしきり景色を堪能した後、小河内ダムだけでなく奥多摩全体の歴史などについて学べる施設「奥多摩・水と緑のふれあい館」へ。

レストランや子供の遊び場などを備えた大きな施設です。
午前11時過ぎとお昼が近づいていたため、展示を見学する前に腹ごしらえ。三階のレストランでラーメンを頂くことにしました。

昔ながらの味がするシンプルな醤油ラーメン。とてもおいしかったです。

スープまで飲み干しました。
お腹が膨れたところで館内を観て回ったのですが、さすがに展示されている資料の撮影は自重しました。私が見た限り撮影禁止とかは書いてありませんでしたが、常識的に……ということで。
近現代の文化の紹介・解説だけでなく、奥多摩で出土した石器時代の土器や祭具なども展示されており、車もない時代にこんな山奥で人間が生活していたのかと驚かされましたね。

記念のスタンプをぺたり(無料)。
小河内神社&麦山浮橋
この日の最終目的地は奥多摩湖にかかる浮橋と小河内神社です。小河内ダムを出発して青梅街道をさらに進み峰谷橋を渡った先にあります。
峰谷橋の読み方
道中の峰橋谷なんですが、なんと読むか分かります?

奥多摩湖にかかる真っ赤な鉄橋。

この橋は調べたところ「みねだにはし」と読むそうです。「ばし」ではなくて「はし」と濁らないのがミソ(?)ですかね。
釣り竿を並べている人がいたのですが、一体何が釣れるのでしょう。フナとか?

峰谷橋の手前には駐車場とトイレが。いずれも無料ですが駐車場は狭く混雑していました。

なかなかの存在感。この橋を渡ると浮橋があります。

峰谷橋上からの景色。緑色の湖面が美しい。
風情ある神社と浮橋
峰谷橋を渡って短いトンネルを抜けた先にあるのが今回の最終目的地である麦山浮橋です。
バス停の近くにバイクが大量に停まっていましたが、そこはおそらく駐車場でも何でもないので、もう少し先にある小河内神社前の駐車場にバイクを停めます。

どなたか分かりませんが、広い駐車場を一般人に無料開放してくれることに感謝。
まずは神域(?)に愛車を停めるお許しを得るべく神様へご挨拶です。

駐車場から神社へ続く道。人の気配がありません。

鳥居と階段。厳かな雰囲気。
御朱印やお守り等の販売はしていないようで、付近に観光客の姿は一切ありませんでした。個人的にはこういう人がいない神社というのは大好き。そもそも人混みが嫌いな性分です。
とはいえ階段を登った先の本殿前にはお賽銭箱も設置されていたので参拝客の訪問は想定しているのでしょう。少額ながら小銭を投入し胸中でバイクを停める旨を申し上げました。
神社を後にして浮橋へ向かうと、そちらは神社とは対照的に何人もの観光客の姿がありました。

湖面へ続く石階段。

これが今日の目的地です。
この浮橋を渡ると悪名高い奥多摩周遊道路があるのですが、対岸の山中から爆音が響いていました。渡る前から大型バイクが猛スピードで疾走する気配を感じます。サーキットじゃねえんだぞ。

橋の上から湖面を覗くとかなりの深さがありそう。すっげぇ揺れる。

このタンクのようなもので浮力を稼いでいるようだ。

浮橋を渡ると山道に突入。

フェンスがない箇所もあり油断すると湖めがけて斜面を転がり落ちることになります。

この階段を登るとあの奥多摩周遊道路に出ます。

これが例の奥多摩周遊道路。撮影していると一台の車が通りかかったのですが、その後ろにバイクがピッタリ張り付いていました。背後霊かな?

階段はかなりぬかるんでいて、滑る上に足が沈むので怖い。

スニーカーは泥だらけ。汚れても良い靴で来た方がいいですね。
撤収
本当は奥多摩周遊道路を走る予定でしたが、既に疲れていたのと爆音にビビッてしまい帰ることにしました。
色々あるみたいなので遠くないうちに二輪車は通行禁止になってしまうかもしれませんし、走れるうちに一度は行ってみたいと思っているので近日中に再訪する予定です。事故らないといいなぁ。

お疲れNinja400。今日もかっこよかったぞ。

帰り際に飲んだレッドブルは超おいしかった。
というわけで、久しぶりの奥多摩はめちゃくちゃ楽しかったです! 晴れた日はどこを観ても景色が良いので皆さんもぜひ行ってみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。