私は空手をやっているけど正直言って稽古の日は毎回のように「行きたくない」という気持ちが頭をもたげる。自分より強い人たちばかりでシンプルに怖いし、疲れていたりするともっと行きたくねえなって思う。
だけど、行きたくないと思った時ほど気合を入れて稽古へ向かう。必ず。
なぜならその「行きたくない」という気持ちを乗り越えること自体が鍛錬だと知っているからだ。
私たちは日々の生活の中で様々な「やりたくないこと」に直面する。面倒な仕事、人間関係の悩みなど。それらを避けて通ることは容易だが、それでは本当の意味での成長は望めないし、後回しにしても結局やらざるを得ない。
人生のあらゆる場面において、「やりたくない」という感情と向き合うことは避けられない。その時、私たちはどう選択するのか。楽な道を選ぶのか、あえて挑戦するのか。その選択が未来を形作っていく。
「心の鍛錬」とは特別なことをすることではない。日々の小さな選択の積み重ねの中にその真髄は宿っている。私はこれからも空手を通して自身の心と向き合い、どんな状況においても「やるべきこと」を選び取れる強い人間でありたいと願っている。