「もし失敗したらどうしよう」「周囲に笑われたらどうしよう」「積み上げてきたものが崩れたらどうしよう」。そんな不安が足をすくませ現状維持という甘い誘惑に私を繋ぎ止めていた。
しかしある時気づいた。現状維持は衰退の始まりであると。世界は常に変化している。留まっていることは相対的に後退していることと同じだ。そして何より殻の中で何もしないまま、時間だけが過ぎ去っていくことに恐怖を覚えた。
「やって後悔した方がマシ。やらなくて後悔するよりも」
実際に新しいことに挑戦すると失敗することの方が多い。試行錯誤の連続であり挫折感に苛まれることも少なくない。しかしやらなくて後悔するよりは全然マシだった。
やって後悔したことには必ず何らかの学びや成長がある。それは自分自身を深く理解するための機会となり、次のステップへと進むための力となる。一方やらなくて後悔したことには何も残らない。ただ後悔という重い荷物を背負い続けるだけだ。
もちろん何でもかんでも無鉄砲に挑戦すれば良いというわけではない。リスクを十分に検討し準備を重ねることは不可欠だ。しかし最後は勇気を持って一歩を踏み出すことが人生を豊かにするための鍵となる。